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2021年01月17日14:09


トビワシオ『河川敷ロミジュリ抗争曲』ネタバレ感想


河川敷ロミジュリ抗争曲
2020/12/10/三交社

犬頭高校に通う二年生・日木屋樹里の日課は、河川敷にいる愛想のない猫の飯やり。 今日も飯を片手に、いつもの場所に向かうがそこには猫と戯れる先客が。 猿戸高校の二年生だという彼・田門ひろみは、 無邪気な笑顔で話しかけてくれるが、その瞬間樹里は恋に落ちてしまった。 けれど実は犬頭高校と猿戸高校は、喧嘩っ早い生徒が通う高校で代々続く対立校。ちょっとした行き違いで、ひろみに“同学"と偽ってしまった樹里は、 自分の身分を明かせぬまま、日々募る想いに身を任せ 溢れ滾る感情を彼にアピるが…!?? 喧嘩に明け暮れた男たちの クソウブのちクソエロなヤンキー版ロミジュリBL!


表題作全4話
+短編「つばぜり愛」
+描きおろし後日談13P
+電子限定オマケ2P

無表情(内に熱いものを秘めた)美形攻×包容力のある男前受

ヤンキーたちが代々いがみ合って熾烈なバトルを繰り広げているライバル校のナンバー2同士が河川敷に居ついているノラ猫の餌やりを縁に言葉を交わすようになり、素性を知らないまま恋に落ちる展開。

想像していたよりもずっとマイルドで可愛らしいお話でした。ヤンキー同士とはいってもケンカップルではなく、ひろみ(黒髪)の笑顔に一目惚れした樹里(金髪)が毎日ひろみとブサ猫に会いに河川敷に通い詰めて自分の真剣な想いを伝える姿がいじらしい青春モノ。

ロミジュリ+ヤンキーものということで抗争場面も出てきますが、乱闘の最中にブサ猫が可愛く絡んできたりして、シリアスな場面なのになぜかほのぼのとしていますw

全体的に緩い感じのラブコメなので本格的なロミジュリ展開を期待する方には向いていないかもしれませんが、DKらしい青春恋模様が甘酸っぱく描かれていて可愛かったです。

ラブシーンも見どころ。今時珍しいほど修正甘めでびっくり。男前受のひろみが色っぽくてエロかったです。

同時収録作の短編はアンソロで既読のリバップル。タチ同士で惹かれあって恋人同士になった二人の愛あるタチ争奪戦。短いながら読み応えがありました。

描きおろし

・後日談13P
二人のその後。番長たちに交際を報告した後、樹里の自宅にひろみが遊びに来るエピソード。

ファミレスでひろみと樹里が両校の番長に交際を報告。意見が対立した番長たちがヒートアップw

シーンが変わって樹里の部屋でまったりトーク→ラブラブ8P。飼い猫になったボスが大人しく撫でられている姿にほっこり。


・電子おまけ①
前髪を下したひろみに激萌えする樹里。

・電子おまけ②
樹里がボス(ノラ猫)を家に連れ帰ったときのエピソード。樹里ママがナイスキャラ。



河川敷ロミジュリ抗争曲










blmangaholic

Comments(0) 漫画:2020年出版   と:トビワシオ

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